【中学受験・入塾前・自宅学習】新4年生までにやっておくこと3選

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中学受験の入塾前に、何をしておくとよい?【親子で読むもの】

中学受験塾の新4年生としてのカリキュラム開始は3年生の2月からスタート、というところが多いですね。本記事では入塾前にどんな学習をしておくと入塾後の学習効果が高められるのかをご紹介します。

入塾前の準備なしで中学受験の本格的なカリキュラムに突入すると、どうなるでしょうか。

  • 毎日遅くまで勉強勉強しているのに、全然宿題が終わらない(理解不足の内容が量産されていく)
  • 日々の復習や宿題が終わらないため塾の定期テストで思ったように成績が伸びない
  • 入塾前後で生活が急変したため、生活リズムが崩れていて肉体的・精神的に辛い
  • 成績が伸びず、生活も辛く、親子ともどうしてよいかわからない(ギクシャクする)

一方で、こんなよい循環で伸びていく子もいます(体験談)。

  • 塾の授業中に内容がほぼ理解でき、宿題がその日の内に終えられる
  • 塾の定期テスト前に復習する余裕があり、定期テストで90点(偏差値60↑)を取れる
  • 普段の生活のまま、日々を淡々と過ごしていける
  • 受験後の生活・進路について期待を持って日々を過ごせる(将来を語れる)

入塾前の準備でよい循環が欲しいですよね。親子がともに心の余裕を持つために、必見の内容です。

1つ目:中学受験塾に入る前に身に着けておく、心構え・生活習慣

睡眠時間を削って勉強時間を捻出すると思われている塾生活、ですが

多くの中学受験塾通いのお子さんは、塾から帰って来て親子でその日にわからなかった問題を復習すると23時過ぎ、なんてこともあります。そうなってしまう原因は、初見の問題に対して時間がかかるため、授業中に理解し切れず、授業の学習効率が落ちてしまっているためです。

そこで後述の先取り学習がとても有効です。いろいろと工夫も必要ですが、我が家では4年生で10時間、5年生で9時間の睡眠を確保しています。寝る子は学習面でも身体面でも伸びます!アドバンテージを持って本格的な中学受験塾のカリキュラムに突入したい方、3年生に限らず、低学年の保護者の方にも必見の内容です。

2つ目:計算の基礎力を固める

何はともあれ、まずは計算学習から始めましょう。

計算はミスしがち、継続した反復練習が重要

計算は小数や分数の掛け算や割り算までしっかりと理解することが重要です。以下の教材を使用すると、筆算の書き方など小学生がミスしがちな点を抑えて学習できます。

  • 「つまずきやすいところが絶対つまずかない 小学校6年間の計算の教え方」安浪京子 著
  • 小学算数にがてな小数の計算に強くなる
  • 小学算数にがてな分数の計算に強くなる

筆算の書き方など小学生がミスしがちな点を抑えている。


小数と分数の計算を始める時は、まずこの2冊でしっかり基礎固めする。



また、計算力を伸ばすためには、継続的な練習が必要です。以下の追加教材を使用して、計算練習量を積み増していきます。どれも名著なので、必修ですね。

  • 四谷大塚のリーダードリル4年生〜6年生
  • 受験研究社基本トレーニング
  • 計算奥義 導入編・展開編
  • 120回計算合格圏内テスト
  • 計算名人免許皆伝
  • 小学生がたった1日で19×19までかんぺきに暗算できる本

例えば、次の内容は頻出です。こういったものを端から習得していくことになります。

  • 2乗の数(11×11、12×12、・・・19×19)
  • 円周率3.14の倍数(3.14×2=6.28、3.14×3=9.52、・・・3.14×9=28.26)

計算が得意だ!という場合

入塾前にどんどん進めましょう。入塾前の計算以外の学習については、別日記を執筆予定です。

3つ目:漢字の基礎力を固める

漢字は無理せず、ただし着実に進めましょう

漢字の学習では、学校の復習に専念するとともに、できれば6年生までの範囲を終わらせてしまうことが理想です。

  • 四谷大塚リーダードリル漢字
  • 120回合格圏内テスト

ただし、無理な学習は避け、本人が嫌々やることは定着率が悪くなります。時間を無駄にせず、好きなことをして遊ぶ時間も大切にしましょう。

息子は漢字の練習が大嫌い。学校で習っていない漢字は完全に拒否。(算数男子あるある)
仕方がないので漢字は学校の復習に専念。(私、涙目😢)
幸いにも読書は好きで、抵抗の少ない漢字の読みのみ先取りしました(ダメなお手本)

(筆者回想)

漢字学習が苦手な場合は、抵抗の少ない漢字の読みのみを先取りすることがおすすめです。

漢字が得意、または読解が得意、という場合

入塾前にどんどん進めましょう。入塾前の漢字、読解については、別日記を執筆予定です。

まとめ:入塾前の学習で得た自信を持って入塾生活をスタート

計算と漢字の基礎をしっかりと固めたら、入塾後にも安心して学習に取り組むことができます。入塾前にしっかりと学習しておくことで学習習慣が身に着き、自然と自信を持って問題に取り組むことができます。

学年が上がってこれば計算も漢字も学習能力が向上してきます

漢字が嫌いだった息子も5年生になった今は6年生の漢字の学習を進めていますし、歴史用語の漢字も頑張っています。成長段階があるようなので、焦らず、日々着実に進めていきましょう。

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この記事を書いた人

親として初めての中学受験伴走日記を書いています。

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